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八橋地域包括支援センター社協

活動報告

令和4年度 第1回 地域ケアネットワーク会議(R4.7.28)
  • 令和4年度 第1回 地域ケアネットワーク会議(R4.7.28)
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令和4年度 第1回 地域ケアネットワーク会議(R4.7.28)
今年度もZoomを用いてのオンライン開催となりました。
昨年度と同様、軽度の介護認定者の自立支援と重度化防止強化のため、
ケアマネジメント実践力の向上と多職種多機関のネットワークを深めることを目的としています。
 
今回は要介護1の90代独居女性。家族は県外在住。 
慢性心不全のほか、認知症の進行もが見られ、内服管理や生活上の支援が必要ですが、
なんでも自分で出来るという思いが強く他者の介入を好まない方の支援について検討しました。
 
~助言者からのご意見~
・慢性心不全の悪化の兆候としての息切れやむくみなど、体の変化に注意した関わりが必要。
・認知症のため、自分で体調の変化を伝えられない可能性もある。
体重の変化から変化を察することもできる。訪問介護や薬剤師による居宅療養管理の中で実施することも検討した。
・高齢であることを考えると、栄養不足やたんぱく質不足になることが心配。
また、栄養不足の中でのリハビリは、カロリーを奪われてしまうという面もある。
食事制限も大切だが、食べられるものを食べるという事も大事ではないか。
・ヘルパーがいるときに食事をとってもらうのはどうか。
「誰かと一緒に食べている」事が食事量の増加につながったケースもある。
・利尿剤は口腔内も乾きやすくなるので、口腔ケアは大切。うがいだけでも習慣づけられれば良い。
・遠方のご家族とのコミュニケーション方法として、スマートスピーカーなど、
本人による操作が不要な仕組みを活用すれば、認知所予防、ご家族の安心につながるのでは。


助言者
武田胃腸クリニックの武田先生/山王佐野薬局の栁田氏/中通リハビリテーション病院の鈴木氏
/秋田市医師会訪問看護ステーションの朝倉氏/秋田市社協居宅介護支援秋田事業所の佐々木氏
/ケアポート秋田居宅介護支援事業所の上遠野氏
 
事例提供者
ライフケアセンターの福田氏/ゆきわり草ヘルパーステーションの加藤氏
 
 
【事例提供者からの感想】
視点が狭いと、支援も限定的になりがち。
広い視点を持ちながら、地域での生活を続けられるよう前向きに今後の支援に活かしていきたい。
目に見えると分かることが沢山あるので、スマートスピーカーは良いと思う。
ヘルパーも顔を合わせているが、家族だから気づくこともあると思う。
いろいろな視点を活用して本人をケアしていくことが大切だと思う。
   
 
次回は令和4年9月に開催予定です。

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