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河辺地域包括支援センター社協

R4年度活動報告

10.6第2回ネットワーク会議開催

今年度2回目の地域ケアネットワーク会議をオンラインにて開催しました。

初めてのオンライン開催でしたが、特にトラブルもなくスムーズに会を勧めることができました。

内容についてご報告させていただきます。


テーマ「転倒を繰り返しながらも息子の食事作りを生きがいとする高齢女性への支援」

問題点

  年1回のペースで転倒による骨折をしているが、息子のお世話(食事作り)を生きがいとしているため、

生きがいをなくさないよう状態を維持するためにはどのような支援はどのような方法があるか


医師:椎体骨折をしている方は立っているだけでもつらいはずだが、よく頑張っている。骨折リスクは高いが、骨粗鬆症の薬が処方されていないので、可能であれば処方してもらうとよい。

歯科医師:「歯が8本以上なくなると転倒しやすくなる」というデータがある。このケースは自歯も義歯も入れっぱなしのようなので、転倒との因果関係はないと思うが、義歯も定期的に検診をしていないと壊れているものを使用しているといったケースもあるので、このケースに限らず年に1回は歯科定期健診を受けてほしい。
薬剤師:夜間のトイレ回数が多いようだが、改善する薬が処方されていない。骨折を繰り返しているのに、骨を強くするお薬が出ていないのも気になる。かかりつけ医に転倒や睡眠のことなどを相談されているのか疑問。ハルシオンを服用しているが、高齢者の店頭や認知機能の低下など副作用がある薬なので注意が必要。
理学療法士:下肢筋力の低下が気になる。生活環境はわからないが、浴室などは段差があると思うので注意が必要。また、栄養面が気になる。薬も大切だと思うが、食事からカルシウムやたんぱく質をきちんととってほしい。通所系リハを勧めたいところだが、地域的な事、体力的なことがわからないので、訪問系リハを勧めたい。

主任ケアマネジャー:身体機能、認知機能の低下が懸念される。今後入浴が大変になったり、本人の食事や栄養面が気になるところから、通所リハビリなども良いとは思うが、体力的に考えると訪問リハがよいか。


初めてのオンライン開催でしたが、接続不良などの問題なくスムーズに行うことができました。コロナ渦から、なかなか抜け出せず、

苦しい日々ではありますが、オンラインを上手に活用しながら

介護支援専門員に向けて自立支援や重症化防止に向け、ケアマネジメント力の向上を図っていきたいと思います。


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