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過去の活動報告

令和3年度

R3年度第2回 地域ケアネットワーク会議(R4.2.24)
  • 最後に全員で集合写真
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R3年度第2回 地域ケアネットワーク会議(R4.2.24)
今年度2回目の開催です。コロナウイルス感染予防の為、Zoomを用いてのオンライン開催となりました。
昨年度と同様、軽度の介護認定者の自立支援と重度化防止強化のため、ケアマネジメント実践力の向上と
多職種多機関のネットワークを深めることを目的としています。
 
今回は、要支援1で兄弟と3人暮らしであり、
統合失調症や甲状腺機能低下で通院治療中の方について検討しました。
デイサービス、訪問看護(医療保険)を週1回利用していますが兄からの行動制限により
思うように自宅内を使えない、食事もインスタント食品が多く
健康への関心がない等の課題がある方でした。
 
~助言者からのご意見~
・レトルト食品は炭水化物と塩分が多く、そこに偏る食事を続けていくと肝臓や腎臓に負担がかかる。
   内科のかかりつけ医不在の場合は内臓疾患の早期発見が困難になる恐れがあるため
 全身状態を把握しているのか主治医に確認する必要がある。
・訪問看護で服薬管理を行い精神疾患に関するフォローが出来ているので、
 本人の変化を見逃さないようにしてほしい。
   入浴中何度も体を洗ったり落ち着かない状態になっているときは注意し、
 医療・介護スタッフで情報共有していく必要性あり。
・統合失調症はセロトニン(幸せホルモン)不足でなることもあるため本人の意欲を引き出す目的で
 日光浴を含め30分程度の軽い運動をするのも良い。
・訪問看護を利用しているので内服管理は出来ていると思うが寝る前の内服を間違えたり、
 分からなくなってたりしないか確認できるとなお良い。
 内服しにくい、内服の仕方が心配等困ったことがあれば薬局に相談してほしい。
・お金の管理は出来るが自己判断能力は不足している方なので、
 インフォーマルサービス等本人を支援できるサービスにつなげるのも良い。

助言者
山王胃腸科の最上先生/山王佐野薬局の髙橋氏/中通リハビリテーション病院の安田氏
/秋田市医師会訪問看護ステーションの朝倉氏/秋田市社協居宅介護支援秋田事業所の佐々木氏
 
事例提供者
ケアポート秋田居宅介護支援事業所の上遠野氏/ハートフルケア秋田デイサービスセンターの加藤氏
 
 
【事例提供者からの感想】
かかりつけ医を持つということの必要性を感じ、
      医師にかかりつけ医の相談をする際もここでいただいたアドバイスを参考にしたい。
今後も信頼関係を築きながら関わっていきたい。
利用者同士でどこの病院がいいか等話していることもあるので、
      そこの話の流れからかかりつけ医等の促しにつなげていければと思った。
   
 
来年度もコロナウイルスの感染状況に合わせた方法を検討し開催予定です。
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